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産地で買い付ける木材は決して安くは無い!!

前回の続きです。今回の題名の通り、産地で直接買い付ける木材価格は安くは無い!・・・・
これは、ホントだと私は思います。
安ければ、もちろん私個人、運賃を支払ってでも産地へ乗り込み直接買い付けます。良材を極力安く仕入れる事、これが私達木材流通業者です。

どんな珍しいメイ木で有ろうが杉、ヒノキの柱、板で有ろうが市場を通す方が安くなるのです。

だから、よく雑誌なので書かれている、設計士が流通を省いて産地直接買い付けその材料で皆様の家造りコストを大幅削減!そして流通があるからそれぞれにマージンが乗り最終ユーザーに行く木材価格は高く成り、良い物が使えないとよく述べられています。

では、今日は木材市場の仕組みについて書いて見ましょう。
木材製品市場は各産地の製材所が作成した板、柱などを我々木材小売業種に販売するシステムです。
製材所から市場への運賃は製材所持ち。
そして製品は委託製品と言う取引が主となるシステムです。
委託とは、製品が売れて初めて製材所にお金が支払われます。そして売れた製品価格から約9%位が天引きされるのです。しかし市場から製材所への支払いは翌日とほぼ現金取引です。

だから、製品を素早く金に還元するには価格は多少なりやすくてもセリで落とされればそれでも良しとすべき事が現状です。(資本の原理だと思います。)

つまり製品価格には市場の競争原理が発生しコストが業者の落札価格と成るのです。
だから、産地は直接素人が来てくれれば、木材を見分ける目が無い人達には、産地の言い値価格で買ってもらえる。
尚且つ運賃も購入した人持ちであるであろうから・・・・ 自分たちの利益はしっかり守る事が出来るのです。
国産材杉の丸太流通価格は昭和30年頃と同じ位の水準でしかない国産材産地市況、だからこそ素材検品素人の設計士の先生を招き、素人に来てもらいたいのであると、私は断言出来ます。
続きはまた・・・・・
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地域材補助制度への疑問??

kokusann
ここの所先週土曜日9月11日のセミナーに関する事で記しています。それだけ、自分の身に感じる事が有ったからだと思います。
我々「国産材を使った木造住宅を守る会」でも行っている住宅エコポイントに国産材利用を加えるべきだとの運動が有ります。このセミナーでもある方が講師の方に質問しました。「国産材自給率を上げるのであれば、エコポイントに加えて見るべきでは・・・と」そこで帰ってきた答えは、「実は国産木材と範囲を広げてエコポイントの対象に加えてしまうと地域材補助金を行っている地方の木材業から反発が来るとの事、何故?
これが、木材業界の隠されたタブーなのです。
今日は①
地域で製材、販売している業者はその地域で産出された木材を使って家造りをしてもらう。そして家のオーナーさんには、補助金でバックされる。地域林業の活性、そして木材製材、製品販売、また一括して建築を請け負っている業者は環境にもすべて理想的な仕事である。

しかし、不思議と木材事態のコストが安く成って無い事が多いのである。
なぜ?地域で採れた木材成らば運賃も掛らないし、産地直送だから流通を省くから絶対に安いはずだ!!
しかし、これが違う所が我が木材業界である。
続きは次回・・・・

木材の価格、価値とは??

杉カウンター
この写真のカウンターは先にブログに記入した9月11日(土曜日)国産材を使った木造住宅を守る会講演会場として使用させて頂いた内田洋行ビル内の展示品です。
見ての通り普通の杉正角4000×120×120の材を削って両サイドを固めた至ってシンプルデザインのカウンターです。正直我々木材流通業者からすると何てコストを抑えて出来る無垢のカウンターって思える品物です。
しかし、これで良いのかも知れません。こう言った物が一般の住宅の書斎のデスク代わりでも、キッチン前のカウンターとしても良いのかも知れません。集成材のありきたりの製品で納めるだけでは無く住む人使う人が納得して喜んでくれればこれが安くて本当の木が味わえる製品だと思います。
一般の人も木を使うと高く成ると言う観念を少し変えて、材木屋に相談してみる。そして一般のどこにでも有る国産木材を細工してもらって、自分の家だけの自分の好きな場所造りをする。勇気を持って尋ねて欲しいと思う今日この頃です。続きはまた・・・・

公共建築物における木材利用促進法
9月11日(土曜日)八丁堀 内田洋行にて「国産材を使った木造住宅を守る会」主催にて「公共建物等における木材の利用促進法」の講習会を講師林野庁産業課長渕上和之様で行われました。
講演もとても素晴らしく、今年10月から発令される木造利用促進法について要点を簡略しながら解りやすく述べて頂きました。
これは、是非地元の市町村の公共建物に適用される様、粘り強くアピールそしてどの様にしたら自身の営業に繋げられるか?を思案すべき物だと思います。国内産杉ヒノキをどう建築物に使えるかだけではなく、本当の価格を流通業の意義とそれによるコスト減を訴える事、そのチャンスをつかめるか?だと思います。
不景気な我が社では有るけれど、これから本当の木材業と言う物を一般の人に知ってもらえる様自身のペンにて残せればと思います。
材木屋は言葉で言うだけでマスターベーションしてしまう。では無く、真実を残したいと思った一日でした。

ホームセンターでは無理な材料問い合わせ

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この写真は府中市在住の一般のお客様が奥様にお茶(茶道)の道具をご自分で作成しプレゼントした手作り作品です。この材料の下ごしらえ、つまり材料を探し、その寸法に削りまたアドバイスをさせて頂きました。
お客様曰く本当に思ったより安くそして本物の木を使え風格もあり、本当に良かったとおっしゃて頂きました。
正直ホームセンターに行ってで現物の写真を見せた所で材料のアドバイスなどはして頂けないだろうし、その木が何かも解らないだろうと言ってくれました。
最近多いです。結構一般の人が物を造りたいが、材料についてアドバイス、そして本当の値段を知りたいと言うお客さんが、そう言う点でも材木、建材を扱うプロとして日々研鑽しなければと思っております。
このお客さんはホントに作品もうまく出来ていますが、喜んでくれました。ありがとうございます。
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株式会社遠州屋材木店
プロフィール
遠州屋材木店は、昭和33年創立の東京都調布にある材木店です。

ensyuya

Author:ensyuya
東京調布材木店の日常から木材の現状、木の真実、木のリフォームなどについて綴っています。

-ただの材木屋で終わりたくない
遠州屋材木店-

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