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無垢材(木材)に対する知識の無さ

無垢の割れ
写真は杉柱3000×105×105サイズの住宅用に使用される大壁用柱材です。
見ての通り柱には自然の割れが年輪から出て来てしまっています。
過去の日本の住宅工法、在来工法ではごく当たり前に使われ続けて来た資材です。もちろん天然の木材を四角くしたのが柱ですから、乾燥してくればこのように割れが生じる事は当たり前でした。

そして住宅には何も瑕疵は出なかったと思います。大工さんが墨付けをし、自分で解って使いわけていたからだと思います。 しかし今の時代、瑕疵担保じゃ何じゃらとなんでも、責任を被せる時代に成り、先達て友人の材木屋社長からある建築ビルダーで、材木屋が納めた材料に割れが生じてしまい施主から問い詰められた場合はその材木屋が瑕疵責任を負いますと言う、承諾書にサインをしなければその会社からは材木を買わないと言われたが、お前の所ではそう言う契約を交わした事が有るか?と尋ねられました。

正直あまりに馬鹿げた話で、建築屋(ビルダー)の低レベルにあきれる次第です。
割れは瑕疵でもなんでもありません。自然の木材に生じる現象です。そして何より、割れて乾燥して含水率が低くなればなるほどヤング係数も高く成り木材としての資材の強さは増すのです。
それを施主(一般人)に説明出来ない人々が住宅を建てて売るのですから、そのレベルは益々下がる一方です。
今後、本当の職人が減って行ってしまうこの日本の住宅業界は本当にこのままでよいのでしょうか?

一般の方々も、見かけとか書面の契約だとかばかりに目と気をやらずに、本当の技術と適材適所に使う資材選択出来る建築屋を自分の住まい造りに見つけてください。出会ってほしいです。
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注文加工材の枠が増えています。

ヒノキ枠加工材
ヒノキ無垢材注文で作成した戸襖用の引戸の枠材です。特にリフォームの際メーカー既製品の扉ユニットの特注が対応出来ない場合などに、遠州屋の在庫品の無垢材を利用して注文加工材として現場に対応させて頂いております。
現在このようなヒノキの無垢板が中々使われない事も有り相場も格段に安く仕入れられる事が出来る為弊社ではあらゆるサイズの無垢板を取り揃えています。
特に最近は大工さんと請負建築業者が分離している都合上現場での採寸で遠州屋で加工材として受注し、納めている事が多く成りました。現場でのごみも出ず、また大工さんに材料代を持たせる事も無く、しっかりとした現場積算が出来る為その方が良いようです。(リフォーム業者などは)
すべてメーカー既製品のシート貼りのドア、窓枠より数段味もあり施主様には喜ばれる事は間違いないと思います。
どうにかして少しでも多く無垢材を利用してもらえる家造りを一般の方へ伝えたい。その案を考慮し励んでいる毎日です。

国産材の意義

無垢ヒノキ角材
本当に近頃は国産材の軸組みを使用した住宅が益々少なく成りつつ有ると思います。
集成材が主流と成り、写真の様な自然の恵みを育み50年~60年も経って出来た年輪を刻んだ木材が使われない。
プレカットの主流、建て売り住宅では、無垢材使用は皆無と言っても過言ではないと思います。
一般の方々がリフォームや新築する時に、「国産材無垢材を使ってみてください。」と言ってくれなければ、自然の木材の歴史は終わってしまいます。
集成材は優れたエンジニアウッドだと言う事には間違いはないと思うが、もう少し日本の文化をゆっくりと住まい造りに味わえる余裕と知識が有ればと思うこのごろです。
木材の違いをハウスメーカーの営業マンに聞いて見て判断する事も重要だと思いますが如何でしょうか?
大切なのは、人の身体も家も基礎で有る骨組で有る事は決して間違いでは有りません。
自分は材木屋だから、家造りはどんな事が有ろうとも、無垢の木材を使いたいな、これは死ぬまでの信念です。
遠州屋材木店へのリンク
株式会社遠州屋材木店
プロフィール
遠州屋材木店は、昭和33年創立の東京都調布にある材木店です。

ensyuya

Author:ensyuya
東京調布材木店の日常から木材の現状、木の真実、木のリフォームなどについて綴っています。

-ただの材木屋で終わりたくない
遠州屋材木店-

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